『ショートスリーパー』は成功者が多くて、一日を長く活動できるからなりたいな・・・と思う方もいるでしょう
しかしながら、短い睡眠が及ぼす健康被害は多く、寝不足の人も過度に長く眠る人も死亡率が高いことが報告されています。また、努力してショートスイーパーやロングスリーパーになれるわけではなく遺伝的に決定していると言われています(引用:Newton 睡眠の教科書 第2版)
ショートスリーパーとロングスリーパーの定義
ショートスリーパー:1日の睡眠時間6-5時間以下 人口の1%未満の方が対象
ロングスリーパー:1日の睡眠時間が9-10時間以上 人口の2%未満の方が対象
上記の2つを決定づけるのは遺伝的な背景が多いといわれています
歴史上の人物では、イタリアの芸術家レオナルド・ダヴィンチや、フランスの革命家ナポレオン、世界的音楽家モーツァルトはショートスリーパーと言われています。また、物理学者のアインシュタイン、漫画家の水木しげる、F1レーサーのミハエル・シューマッハなどがあげられます
これらの成功者をみると必ずしも、ショートスリーパーが成功するわけではないことがわかります
自律神経の調整なら【Cure:Re THE MAKURA】におまかせ!睡眠不足は肥満につながりやすい
無理にショートスリーーパーになろうとして、睡眠不足におちいり生活習慣病や、日中の過度な眠気に襲われる危険性があります。また、厚労省のeヘルスネットでは、
慢性的な睡眠不足は日中の眠気や意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下を引き起こすだけでなく、健康な人でも一日10時間たっぷりと眠った日に比較して、寝不足(4時間睡眠)をたった二日間続けただけで食欲を抑えるホルモンであるレプチン分泌は減少し、逆に食欲を高めるホルモンであるグレリン分泌が亢進するため、食欲が増大することが分かっています。
睡眠と生活習慣病との深い関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
と述べられています。また、大人を対象とした研究では、睡眠時間が1時間少なくなることで1㎏の体重変化が生じ、7時間睡眠の人より6時間睡眠の人の方が約1㎏体重が重くなるともいわれています。
これらのことかから、無理に睡眠時間を削ることはよいこととは言えないでしょう
ショートスリーパーになれるのか??
はじめに述べたように、努力してショートスイーパーやロングスリーパーになれるわけではなく遺伝的に決定すると言われています
寝不足の人も長く眠る人も死亡率が高いことが報告されていることに加え、無理にショートスイーパーを目指すことは思わぬ健康被害を及ぼす可能性も考えられます
結論
・ショートスリーパーは人口の1%であり遺伝的にきまっている
・寝不足は、肥満の原因となり生活習慣病の恐れがある
・健康を維持できる自分に合った睡眠時間(7時間)の確保が必要
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