【ストレッチの効果について】身体はなぜやわらかくなるのか

ストレッチ効果と方法

ストレッチの効果の理由を知り、ただおこなうではなく『知ったうえでおこなう』にかえていきましょう

目的意識をもって実施していただければ、より効果も実感できるでしょう♪

身体のやわらかさを構成するものは??

身体のやわらかさを構成するものは3つあり、『関節の構造(骨)』、『結合組織(健や靭帯、筋肉)』、『神経』となります

Aki
Aki

※以下の3項目は【ストレッチの効果的な時間】と身体がやわらかいとは? – Aki@健康と旅のしおり (ton2blog.com) と同じ内容になりますので気になる方は、こちらもご覧ください♪

『関節の構造(骨)』

まず、構造に関してです。関節は、いくつかの決まった骨同士が隣接する構造体となっています。そのため、動きが一定であり各関節に役割がうまれます。

骨自体は、ストレッチをおこなうことで柔軟性を獲得できるものではないので、皆さんそれぞれで関節の可動域は決まっていると考えてください

例)肘を伸ばした際に、カチッと止まる感覚は骨の制限因子となります。また、まっすぐの角度で止まる人と、少ししなる角度まで伸びる方など個人によって限界角度が異なります

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『結合組織(健や靭帯、筋肉)』

関節を動かす際、骨のみでは動きが生まれません。そのため、各関節をまたぐように複雑に筋肉が走行し、伸縮することで関節が動きます。

また、筋肉と一緒に関節の動きをサポートしているのが靭帯となります

筋肉がおもに【動き】を担当し、靭帯は【制御】を担当しています。【制御】は、関節が本来の動きと違う向きに曲がらないようにまた、伸びたり曲がりすぎないようにしてくれています。

そのため、これらの結合組織は関節の柔軟性に関与していると考えられます

『神経』

人間の体は、普段経験していない角度で関節が動くことに対して、はやめに制限がかけられます

その一つが伸張反射といわれるもので、筋肉が伸びることに反応して神経性の要因でストップがかかります

神経性要因とは、筋肉単体でみたときは、まだ伸びれるけど身体を守るため、過度に伸びないよう抑制する命令がだされると考えてください

反動をつけてストレッチをおこなうことは、「急に伸ばされた」と身体が判断し、伸張反射を助長することで身体をやわらかくすることを阻害してしまいます

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【ストレッチ効果】身体がやわらかくなる機序について

ストレッチ効果に影響する伸張反射とゴルジ健反射

体が硬いことは、今まで述べた3つの要因が挙げられます。その中で、神経の要因について説明していきます。

身体を守る伸張反射について

私たちは、ストレッチをおこなううえで自然に身体を守る反応が生まれています。そのひとつが伸張反射です。筋肉が伸張(伸ばされる)されるなかで、『そろそろやめておこう』と身体から命令がだされます

その結果、筋肉は伸びることをやめる作用が生まれます。これは筋自体の損傷を防ぐ反応であり速度に依存すると考えられます。そのため、グイグイ反動をつけておこなうストレッチは、伸張反射を誘発するため柔軟性の獲得に阻害すると考えられます

また、この伸張反射は筋の伸びる速度が1秒間に5度ていどであれば生じにくく、ストレッチをおこなう際は20~30秒かけてゆっくりとおこなうことが大切となります

筋を抑制するゴルジ腱反射について

前述した伸張反射は筋肉自体(筋紡錘)が伸びることに対して筋肉が伸びすぎないように働きます。一方でゴルジ健反射とは、筋腱移行部といい『筋肉のはし』に位置する健が伸ばされることで反応し筋肉の働きを抑制する作用があります

筋を抑制することで、筋自体に柔軟性を作ることで筋・腱への負担を軽減する作用があります

また、ストレッチをおこない始めてすぐは、ゴルジ健反射が有意になるともいわれており、伸張反射がおきないようにゆっくりと実施することが大切となります

ゴルジ腱反射を利用したホールド・リラックス

ゴルジ腱反射を利用したストレッチとして『ホールドリラックス』という方法があります

これはわざと、ストレッチする方向と拮抗するような運動をさせ柔軟性を獲得する方法となります。

拮抗する運動によって、本来ストレッチの対象となる筋肉が収縮(力を入れさせ)することで、筋肉の両端にある腱は伸ばされます。その結果、腱の身長に反応し、ゴルジ腱反射により拮抗する力を弱めると、筋が弛緩する効果が得られます

方法は、10秒間の維持、6秒間の抵抗、30秒間のストレッチなど専門的な要素に加えて2人で実施する方法となりますので専門家のもと実施していただくことをおすすめします

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まとめ

ストレッチ効果については、神経性の要因(筋緊張)とともに、血流改善による筋の粘性の改善、筋健の合成の低下や痛みになれる事で柔軟性が得られるといわれています。

一方では、健常な方においては神経性の要因が一番大きいという報告もされています

今回の記事にて神経性の要因を理解し味方にすることでストレッチ効果をより高めていただければ嬉しいです

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